究極の集客方法とは?
結論から話します。
究極の集客方法のやり方はDMを出すことです。
(*DMとはハガキやFAXなどの使ったダイレクトメールです。
電子メールは効果が薄いので使いません。)
「えー面倒くさい」と思われたら
正解です!
なぜならこの話をすると、
10人中8人は面倒くさいと言います。
そして、
実際に実行するのは1人程度です。
ほぼ誰もやらないのです。
だからやった者勝ちです!!
もしあなたがDMの話に興味を持たれたのなら、
最後までお付き合い下さい。
こんにちは、
餃子工房ヨコミゾの山口です。
いきなり結論から入りましたが、
今日から2回に渡りラーメン店で安定した集客をして、
安定した売上を確保する方法をお話します。
話の内容は大きく以下の5つです。
1.7つのバケツとは?
2.何もしないと2回目の来店率は40%になる!
3.事例
4.簡単にできる顧客情報の集め方
5.顧客情報収集ひな形
今日はこの内1と2と3の話をしたいと思います。
1.7つのバケツとは?

なぜDMを出すのか?
理由を知っておかないとやる気が起きませんので、
この章では「7つのバケツ」と言うお話をします。
聞いていただければ、
DMを出すことの重要性がご理解いただけると思います。
ここで質問があります。
あなたが思い浮かぶ「焼肉屋」の店舗名を
30秒で出来るだけ言ってみて下さい。
時計を見ながら言ってみて下さいね。
では始めます。ヨーイドン!
5秒経過
10秒経過
20秒経過
25秒経過
はい終了です。
いくつ思い浮かびましたか?
7つ以上浮かんだら凄いです。
実は人は1つのカテゴリー(今の場合は焼肉屋)について、
7つ以上は記憶しにくいと言われています。
つまり7つ以上の情報はバケツから溢れ出てしまう。
と言う事を例えて7つのバケツと言うのです。
今は人が処理しきれないほど情報が溢れかえっています。
ラーメン店も毎年多くの新店が出店しています。
お客様の頭の中は次から次へと
新規に開店するラーメン店の情報で溢れかえっているのです。
パソコンに例えるなら、
常に新しい情報がインプットされ、
古い情報を上書きしている状態です。
ですから、
お客様の7つのバケツの中に
あなたのお店の名前が常に入っている状態にする。
その為にはDMを出して
情報を上書きする必要があるのです。
「ラーメン食べたいな!」と思って、
真っ先に思い浮んだ店には行く可能性は高いですよね。
でも逆に頭に全く思い浮かばなかったら・・・(´;ω;`)
お客さんは普段あなたの店のことは、
99.9%考えていません。
でも、「ラーメン食べたい!」と思った瞬間の
0.1秒の間にあなたの店が思い浮かんだとしたら(^◇^)
来てくれる可能性は高くなるはずですよね?
2.何もしないと2回目の来店率は40%になる!

7つのバケツの話を裏付ける面白い話があります。
私が昔担当していた店舗では、
しょっちゅうアンケートを取っていました。
(何千枚と回収したのでかなり信ぴょう性があります。)
そこで分かったのは、
お店に来なくなる理由はダントツで
「何となく」と「忘れていた」と言うことでした。
料理が不味いとか、接客が悪いからではないんです!!
どんなに美味しい料理でも、
どんなに素晴らしい接客をしても、
人は時間が経つと忘れてしまう生き物なんです。
(情報が上書きされてしまう。)
今はネットを使って口コミを調べたりして、
お客さんは簡単に浮気しますしね(笑)
ちなみに「お店に来た理由」は、
ダントツで「通りがかり」でした。
(注:今はネットや口コミが来店理由の半数近くを占めています。)
→ 視認性の改善の話も参考にして下さい。
今すぐ簡単!無料でできる!あなたのラーメン店に集客する方法!!
もう一つ面白い話をします。
下の表をみて下さい。

緑の棒は1回目に100人来店した事を表しています。
左から右に見て行くと1回目の100人が2回目には40数人とガクッと下がってますね。
そして3回目からの落ち込みは緩くなっています。
このグラフでもお分かりいただける様に、
お客さんに何もしないと2回目に来店してくれる
可能性が極端に下がるのです。
なぜ?理由は?
お客様が来店しなくなる理由は?
そうです「何となく」と「忘れてた」でしたね。
もう一度グラフをよく見て下さい。
横軸の来店回数ですが、
2回目に来店された方は、3回目、4回目・・・
と継続してお店に来てくれる傾向があるのです。
お客さんに2回目の来店をしてもらう為に、
DMを使ってあなたの店の名前を
しっかりとインプットすることに成功すれば、
「あっラーメン食べたい!」と思った瞬間の0.1秒の間に
あなたの店を真っ先に思い浮かばせることも可能なのです!!
そして3回目、4回目とお店に来てもらえる、
常連さんになってもらえる可能性が高くなるのです!!
3.事例

でも本当にDMって効果があるのか?
そう思われるのも当然だと思いますので、
実例を紹介したいと思います。
焼肉屋の事例
弊社で運営している焼肉店の事例を紹介します。
ちょっと古い話なのですが、
(有料の広告と比較するため)
ある年の1月。
2月の閑散期に向けて824人の顧客にハガキDMを発送しました。
その結果、
約300人をDMだけで集客することができました。
そして1,519,830円の売上が獲得でき、
716,715円の利益を獲得できました。
利益の計算式は、
(この店の粗利益率は60%です。)
【1,519,830円×60%=911,898円(粗利)
911,898-43,200円(はがき代など)-151,983円(値引き分)
=716,715円】
その時は他にもフリーペーパーやネットの口コミサイトにも
広告を出しておりその売上結果はこうでした。
・フリーペーパーは402,020円
・口コミサイトは75,660円
これらの広告の広告料金との比較は省きますが、
いかにDMの費用対効果が高いことがお分かりいただけると思います。
この実績からフリーペーパーや口コミサイトへの
広告を止めたことは言うまでもありません(笑)
また弊社では餃子の直売所を2店舗運営しているのですが、
10年近く前からハガキDMで集客をしており、
回収率は30%を越え、売り上げも非常に安定しています。
その為この数年は費用対効果があまりにも悪いため、
フリーペーパーなどの広告は一切使っていません。
DMを出すことで売上の予測もできますので、
人員配置や在庫の管理にも役立っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
DMの可能性を感じてもらえれば嬉しいです。
今日は長くなったので、
具体的な方法はまた次回にお話します。
では最後に簡単に今日の話をまとめておきます。
① 人は1つのカテゴリーに対し7つ程度までしか覚えられない
② 何もしないと2回目の来店率は40%になってしまう
③ 事例について
について話をしました。
次回は、
「ラーメン店で安定した集客と売上を確保する方法とは?顧客情報収集法!」
と題してまして顧客情報の集め方とDMの出し方についてお話いたします。
ラーメン店で安定した集客と売上を確保する方法とは?顧客情報収集法!
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。