ほとんど手間なし!お客さんの満足度アップはおつまみメニューにあった!

「ラーメン店にもおつまみメニューが欠かせない??」

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こんにちは!
餃子工房ヨコミゾの山口です。

少し前にラーメンチェーン大手の日高屋と幸楽苑の
業績を比較する記事が出ていました。

こちら

ご覧になったかも知れませんが、
幸楽苑がペッパーフードサービスのいきなりステーキに
フランチャイズ加盟して不採算店を業態転換すると言う驚きのニュースでした。

しかしあの幸楽苑が業績不振だと言うのですから、
他人事ではなく自分の事として考えておいた方が良いかもしれませんね。

今日は何が日高屋と幸楽苑の業績を分けたのか?
私なりに考えてみた結果「おつまみメニューがあった方が良い!」
と言う話をしたいと思います。

「おつまみメニューは客単価がアップするだけじゃない!」

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何が両社の明暗を分けた明確な理由は私にも良く分かりませんが、

一つ言えることは記事にもあるように、
日高屋は「ちょい飲み」需要を戦略的に取込んだ事です。

ご存知の方も多いと思いますが、
日高屋は埼玉や東京の駅近に店がありますので、
軽く飲みたいときにふと立ち寄れる気軽さがあります。

アルコールの種類も多いですし、
つまみメニューも多く単価も安いので、
餃子とビールで軽く一杯やって締めにラーメンを食べても
1,000円くらいですから本当にお手軽です。

私も一人の客として日高屋にも幸楽苑にも行きますが、
圧倒的に日高屋に行くことの方が多いです。
50回日高屋に行ったら幸楽苑には1回とか。

こんな感じですね。

幸楽苑で飲めるお酒は生ビールと冷酒だけです。
おつまみ系のメニューは餃子と簡単なおつまみセットの2品しかないです。
元々ちょい飲み需要を狙っていないのでしょうね。
(立地上狙いたくても狙えないのと言う方が正解かも知れません)

両社の事を簡単に調べてみましたが、
・駅近で便利
・アルコールの種類が豊富
・おつまみメニューが豊富
・価格も安い

日高屋が幸楽苑に差をつけた理由の一端が伺えます。

つまりお客には
・ラーメンだけでは物足りない
・お酒を飲みたい
・つまみが欲しい


と言うニーズがあると考えられます。

「ウチはラーメン専門店だからつまみメニューなんて出さない!」
「酒を出すと長居されるし、つまみの仕込みまで手が回らない!」

と言った声も聞こえてきそうですが、

飲み需要があるお客さんを取り込むことができれば、
新規のお客さんを取込めたり、
既存客の満足度もアップして単価も上がる可能性がある事は
ご理解いただけるのではないでしょうか。

「焼くだけではないヨコミゾの業務用餃子」

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個人的な話で恐縮ですが、
私が昔良く通っていたラーメン屋さんは、
ビールを頼むと小皿にメンマを出してくれました。

お酒を飲まない人には分からないかもしれませんが
なんて事のないサービスでも嬉しかったことを良く覚えてます。

飲んべーはラーメンを食べる前にちょっと
1~2杯ひっかけたいんです(^^)/。ホントに。

でもラーメン専門店ではどこかお酒を頼みニクイ雰囲気と言うか
場に合わない感じがしてお酒を頼むことが憚れるんです。

だからこうしたハードルを解除してくれる、
おつまみ系メニューがあるとほっとするんですね。

話がそれました<(_ _)>

日高屋さんのホームページを見てもらえれば分かりますが、
つまみメニューは大した料理じゃないです。(日高屋さんごめんなさい)
ちょっとしたもので良いんです。おつまみは。

私は餃子屋なのでおつまみメニューに
是非当社の餃子を使って下さい。

と言いたいのですが、

餃子焼き器がないとか、
スペースが無いと言う声も頂戴します。

そんな場合は、

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餃子をお湯で茹でて、
刻みネギとタレをサッとかければ立派な1品。
注:画像の餃子は弊社の業務用餃子ではありません)

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パン粉を付けて油で揚げれば
「餃子カツ」または「餃子フライ」と言うこれまた立派な1品になります。

この様に焼き器が無くても茹でたり揚げたりすれば、
餃子を使ったオリジナルのおつまみも簡単にできます。

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あとですね、ここだけの話ですが、
「焼き餃子」って日高屋さんとか幸楽苑さんなどが
1人前220円程度で販売しているので、
お客さんも安いイメージがあるじゃないですか?

でも今話した「水餃子」とか「餃子カツ」にすれば
”見栄え”も良いので単価を高くできますよ!
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もしあなたのラーメン店に、
おつまみメニューがないのであれば、
おつまみメニューを導入することを
ご検討されてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今日は日高屋さんと幸楽苑さんの
業績に大きな差が出たと言うニュースを基に

ラーメン店でもおつまみメニューを充実させてはどうか?
と言う話を個人的な感情も込めてお話しいたしました(笑)

厳しい外食市場と目まぐるしく変わる顧客の嗜好。

こうした環境を生き残っていくには、
成功している方法を取り入れてみることも
一つのやり方ではないかと思います。

今日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

山口