ラーメン店で安定した集客と売上を確保する方法とは?

究極の集客方法とは?

結論から話します。
究極の集客方法のやり方はDMを出すことです。
(*DMとはハガキやFAXなどの使ったダイレクトメールです。
電子メールは効果が薄いので使いません。)

「えー面倒くさい」と思われたら
正解です!

なぜならこの話をすると、
10人中8人は面倒くさいと言います。

そして、
実際に実行するのは1人程度です。

ほぼ誰もやらないのです。

だからやった者勝ちです!!

もしあなたがDMの話に興味を持たれたのなら、
最後までお付き合い下さい。


こんにちは、
餃子工房ヨコミゾの山口です。

いきなり結論から入りましたが、
今日から2回に渡りラーメン店で安定した集客をして、
安定した売上を確保する方法をお話します。

話の内容は大きく以下の5つです。

1.7つのバケツとは?
2.何もしないと2回目の来店率は40%になる!
3.事例
4.簡単にできる顧客情報の集め方
5.顧客情報収集ひな形

今日はこの内1と2と3の話をしたいと思います。

1.7つのバケツとは?

20180122-2

なぜDMを出すのか?

理由を知っておかないとやる気が起きませんので、
この章では「7つのバケツ」と言うお話をします。

聞いていただければ、
DMを出すことの重要性がご理解いただけると思います。

ここで質問があります。
あなたが思い浮かぶ「焼肉屋」の店舗名を
30秒で出来るだけ言ってみて下さい。

時計を見ながら言ってみて下さいね。

では始めます。ヨーイドン!

5秒経過


10秒経過


20秒経過


25秒経過


はい終了です。

いくつ思い浮かびましたか?

7つ以上浮かんだら凄いです。

実は人は1つのカテゴリー(今の場合は焼肉屋)について、
7つ以上は記憶しにくいと言われています。

つまり7つ以上の情報はバケツから溢れ出てしまう。
と言う事を例えて7つのバケツと言うのです。

今は人が処理しきれないほど情報が溢れかえっています。
ラーメン店も毎年多くの新店が出店しています。

お客様の頭の中は次から次へと
新規に開店するラーメン店の情報で溢れかえっているのです。

パソコンに例えるなら、
常に新しい情報がインプットされ、
古い情報を上書きしている状態です。


ですから、
お客様の7つのバケツの中に
あなたのお店の名前が常に入っている状態にする。

その為にはDMを出して
情報を上書きする必要があるのです。

「ラーメン食べたいな!」と思って、
真っ先に思い浮んだ店には行く可能性は高いですよね。
でも逆に頭に全く思い浮かばなかったら・・・(´;ω;`)

お客さんは普段あなたの店のことは、
99.9%考えていません。

でも、「ラーメン食べたい!」と思った瞬間の
0.1秒の間にあなたの店が思い浮かんだとしたら(^◇^)
来てくれる可能性は高くなるはずですよね?

2.何もしないと2回目の来店率は40%になる!

20180122-3

7つのバケツの話を裏付ける面白い話があります。

私が昔担当していた店舗では、
しょっちゅうアンケートを取っていました。
(何千枚と回収したのでかなり信ぴょう性があります。)

そこで分かったのは、
お店に来なくなる理由はダントツで
「何となく」「忘れていた」と言うことでした。

料理が不味いとか、接客が悪いからではないんです!!

どんなに美味しい料理でも、
どんなに素晴らしい接客をしても、

人は時間が経つと忘れてしまう生き物なんです。
(情報が上書きされてしまう。)


今はネットを使って口コミを調べたりして、
お客さんは簡単に浮気しますしね(笑)

ちなみに「お店に来た理由」は、
ダントツで「通りがかり」でした。
(注:今はネットや口コミが来店理由の半数近くを占めています。)
→ 視認性の改善の話も参考にして下さい。
今すぐ簡単!無料でできる!あなたのラーメン店に集客する方法!!

もう一つ面白い話をします。
下の表をみて下さい。

20180122-4

緑の棒は1回目に100人来店した事を表しています。
左から右に見て行くと1回目の100人が2回目には40数人とガクッと下がってますね。
そして3回目からの落ち込みは緩くなっています。

このグラフでもお分かりいただける様に、
お客さんに何もしないと2回目に来店してくれる
可能性が
極端に下がるのです。

なぜ?理由は?

お客様が来店しなくなる理由は?

そうです「何となく」と「忘れてた」でしたね。

もう一度グラフをよく見て下さい。

横軸の来店回数ですが、
2回目に来店された方は、3回目、4回目・・・
と継続してお店に来てくれる傾向があるのです。

お客さんに2回目の来店をしてもらう為に、
DMを使ってあなたの店の名前を

しっかりとインプットすることに成功すれば、

「あっラーメン食べたい!」と思った瞬間の0.1秒の間に
あなたの店を真っ先に思い浮かばせることも可能なのです!!

そして3回目、4回目とお店に来てもらえる、

常連さんになってもらえる可能性が高くなるのです!!

3.事例

20180122-5

でも本当にDMって効果があるのか?

そう思われるのも当然だと思いますので、
実例を紹介したいと思います。

焼肉屋の事例

弊社で運営している焼肉店の事例を紹介します。

ちょっと古い話なのですが、
(有料の広告と比較するため)

ある年の1月。
2月の閑散期に向けて824人の顧客にハガキDMを発送しました。

その結果、
約300人をDMだけで集客することができました。

そして1,519,830円の売上が獲得でき、
716,715円の利益を獲得できました。

利益の計算式は、
(この店の粗利益率は60%です。)
【1,519,830円×60%=911,898円(粗利)
911,898-43,200円(はがき代など)-151,983円(値引き分)
=716,715円】

その時は他にもフリーペーパーやネットの口コミサイトにも
広告を出しておりその売上結果はこうでした。
・フリーペーパーは402,020円
・口コミサイトは75,660円

これらの広告の広告料金との比較は省きますが、
いかにDMの費用対効果が高いことがお分かりいただけると思います。

この実績からフリーペーパーや口コミサイトへの
広告を止めたことは言うまでもありません(笑)

また弊社では餃子の直売所を2店舗運営しているのですが、
10年近く前からハガキDMで集客をしており、
回収率は30%を越え、売り上げも非常に安定しています。

その為この数年は費用対効果があまりにも悪いため、
フリーペーパーなどの広告は一切使っていません。


DMを出すことで売上の予測もできますので、
人員配置や在庫の管理にも役立っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
DMの可能性を感じてもらえれば嬉しいです。

今日は長くなったので、
具体的な方法はまた次回にお話します。

では最後に簡単に今日の話をまとめておきます。

① 人は1つのカテゴリーに対し7つ程度までしか覚えられない
② 何もしないと2回目の来店率は40%になってしまう
③ 事例について

について話をしました。


次回は、
「ラーメン店で安定した集客と売上を確保する方法とは?顧客情報収集法!」
と題してまして顧客情報の集め方とDMの出し方についてお話いたします。

ラーメン店で安定した集客と売上を確保する方法とは?顧客情報収集法!


最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。