ラーメン店も健康志向に応えるべきか?

はじめに

こんにちは、
餃子工房ヨコミゾの山口です。

最近は糖質カットなど炭水化物を制限したり
食物繊維を豊富に含む食材を摂取するなど
健康志向がより加速された感じがします。

ですので、

本日は「ラーメン店も健康志向に応えるべきか?」
と言うテーマにつきまして私の実体験を踏まえて
考えてみたいと思います。

健康志向に応える必要性はある!

20180227-2

私の個人的な見解から言えば、
ラーメン店も健康志向に応えて欲しいと思います。

実を言うと私は仕事でラーメンを頻繁に食べているので
プライベートでは食べない様にしています(´;ω;`)

なぜなら様々な健康に関する本を読んで、
「糖質は過剰に摂取しない」
「腸内環境を健全に保ちたい」

と考える様になったからです。

ラーメンだけを食べない様にしているのではありません。
糖質を取り過ぎない様にご飯は朝と昼に軽く食べるのみで

夜は食べません。

ご飯を食べる時は糖質の少ない
おかずやみそ汁を先に口にして、
血糖値を急激に上げない様に注意もしています。

またご飯を食べる時は可能な限り、
大麦を混ぜて食物繊維を取るようにしています。

なぜ大麦かと言うと
TV等でも紹介されていますが、

大麦は、

腸内環境を整えてくれる作用があるほか、
血糖値の急上昇も抑えてくれるからです。

一方ラーメンはどうでしょうか?
タンメンなどを除けば野菜はほぼ皆無(´;ω;`)
ラーメンはほぼ炭水化物=糖質+食物繊維です。
麺には糖質が100gあたりで29gも含まれているのです。
⇒ 参照元:ロカボ辞典

救いなのが小麦粉(中力粉)には
100gあたり2.8gの食物繊維が含まれている事と
脂質やタンパク質が摂取できること。

でも残念ながらバランスは悪いです。

こうしたデータやその他私が調べた結果、
私はラーメンやご飯などの炭水化物を
食べ過ぎない様に注意していると言うわけなのです。

この様な食生活を2年ほど続けていますが、
お通じは快調!体調もすごく良いと感じています。
(個人の感想です。)


でもラーメンはめちゃくちゃ好きなので、
完全に食べないと言う事は不可能です。
食べないと禁断症状が出てしまいます(笑)

ですからラーメン店でもサラダなど前菜的な
サイドメニューがあれば良いなと本気で感じています。

話はちょっと横にそれますが、
先日某ラーメンチェーン店に行った所、
糖質50%OFF&レタス3個分の食物繊維入り
「麺」が+80円で選べると表示されていましたので

迷わず注文しました。

他のラーメンチェーンでも一日分の野菜が摂取できるとか、
食物繊維が多く食べられる「タンメン」などの
健康志向を反映したメニューを加える店が増えてきています。

ですから、
「健康志向に応える必要性はある!」と思うのです。

日本人は食物繊維が足りない

では単純にサラダをメニューに加えれば良いのでしょうか?

確かにサラダは健康的なイメージがありますし、
特に女性にはお腹の調子を気にする人も多いので
無いよりはあるに越したことはないと思います。

しかし、

実はサラダに良く使われる「レタス」には
食物繊維がほとんど含まれていません。

100gあたりで1.1g程度です。

厚生労働省では一日当たり
成人男性で20g以上、成人女性で18g以上の
の食物繊維の摂取を推奨しています。

ですからレタスであれば1.8kgもの量を食べないと
一日に必要な食物繊維を摂取することができない計算です。

ちなみにキャベツは1.8gでレタスよりはちょっとマシと言う感じです。

少し古いデータですが、
下のグラフにある様に総じて日本人の食物繊維摂取量は不足しています。

20180227-3
引用:平成20年国民健康・栄養調査報告データよりグラフを作成

大麦を使ったメニュー

20180227-4

野菜を食べなくてはいけないとは思いつつも、
実は食物繊維の摂取量が足りていない現実。

と言うことは、

食物繊維が豊富な食材を使って
サラダなどのサイドメニューやトッピングを追加すれば
ライバル店と差をつけられると思うのです。


⇒ このサイトをちょっと見て下さい。

・・
・・・
・・・・
・・・・・

食物繊維が豊富な食材が一覧で表示されています。
メニューに使えそうな食材もあったのではないでしょうか?

話を戻しますと、

私も食べていると話しましたが、
最近特に注目されているのが「大麦」です。

大麦には「水溶性」と「不溶性」
の食物繊維がバランス良く含まれています。

水溶性食物繊維はただでさえ不足している
食物繊維のなかでも特に摂取が足りていないのです。

水溶性と不溶性の違いを簡単にしますと、

水溶性食物繊維は糖の吸収を抑え血糖値の急上昇を防いだり、
腸内細菌のエサとなって腸内環境を整える働きをしてくれます。

もう一つの不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維の事で、
主に腸の働きを良くしてくれ、うんちの量を増やしたり、
有害物質を体外に排出してくれる働きをしてくれます。

と言うことで、

例えばですが大麦を使った前菜、
「大麦サラダ」とか

20180227-5

ご飯を「大麦ご飯」に変更したり、

20180227-6

この様なメニューがあると
健康志向のお客様にも喜んでもらえると思います。

また、
大麦はお米と違って冷凍保存をしても
劣化しにくいので作り置きができますから
オペレーションにも負荷が掛かりにくいです。

大麦に限らずですが、
食物繊維が豊富な食材を使ったメニューを作り
食物繊維の有効性をうまくアピールできれば、

健康志向のお客様のハートは、ガッツリとつかめると思います。

まとめ

今日はラーメン店も健康志向に応えるべきか?
と言うテーマについて考えてみました。

結論は私個人の意見と言うか、
お願いになってしまいますが(笑)

ラーメン店も顧客の健康志向に応え、

「食物繊維が豊富な食材を使ったメニューを置いた方が良い」

と思います。

繰返しになりますが、

もし食物繊維たっぷりの
サラダ系の前菜やサイドメニューがあれば、

オシャレで、健康的、
なおかつライバル店と差別化も図れる
メニューになるのではないかと思うのです。

こだわりのラーメンを提供されている
あなたにご検討いただければ幸いです。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。